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THE ALFEE/新世界 ~Neo Universe~
2010-03-11 Thu 14:54
alfee

2010年発表作品。

1. Neo Universe PART I
2. LAST OF EDEN ~Neo Universe PART II
3. 新世界を越えて ~Neo Universe PART III
4. Zipangu
5. この愛を捧げて
6. GET YOUR CHANCE
7. 初恋の嵐 ~Love Hurricane
8. 風の詩 (Acoustic Version)
9. リバプールから遠く離れて
10. 夜明けを求めて (Album Mix)
11. 桜の実の熟する時 (Album Mix)


まず一つだけ確実に言えるのは、前作・前々作よりは遥かに素晴らしい出来と言えるでしょう。前作ではギターを前面に出し過ぎた結果、ベースとドラムがまったく聴こえないという最悪なミキシングでしたが、今回はベースとドラムもちゃんと聴こえる「バンド」としての音を堪能出来ます。まぁ言ってみれば、これって当然のことなんですが、いずれにせよ前作よりは曲の出来、不出来以外のレベルでも上回っていると感じました。

それでは個人的な曲解説に行きたいと思います。まず1は、アルフィーの王道系で力強いメッセージソングですね。ギターが「Crisis Game」にちょっと似ていますが、歌メロ自体は泣いてるので違和感を感じなくもないですが完成度は高いかと。2は高見沢ソロ直系のメタル・チューンで、兎にも角にも変態変拍子が炸裂!これはライヴでは無理でしょうアルフィー名義とあって坂崎のアコースティックをメタル乗りの曲で活かしてるあたりは、高見沢の名コンポーザーぶりが発揮されていると言ってもいいのではないでしょうか。特にイントロとアウトロが秀逸です。3は1をより明るくしたメッセージソングですが、個人的にはあまり1との差異を感じられずここで坂崎ボーカルが欲しかったなァと(「孤独の影」のようなヘヴィなギターリフで退廃的かつ幻想的な)←でも、それだと後ろ向きな感じになっちゃうもんなァとか思ってみたり。4は僕の中ではアルバム中ベストチューンでした。A、Bメロはさほどパッとしないのですがサビの流れるような感じがたまらなく好きで、メロディに対する歌詞の詰め込み方も素晴らしいですね。とてもライヴ映えしそうな曲で、ツアーが楽しみです5はシングルカットで以前にレビューしているのでそちらを参照ください。6は今年の大阪国際女子マラソンテーマソングで、アルバム中唯一のスイッチボーカル曲ですね。高見沢→坂崎→桜井というパターンは初かな?3人が1番高いキーで歌ってますが、高見沢の歌い出しと言ったら・・・・・・。んで、サビのハモリなんですが、ミックスが悪いのか高見沢の高音と桜井の高音がぶつかりあって、主旋律が聴きづらいというか把握しづらかったですね。7はアルバム中最もポップな曲で、唯一打ち込みを使ってます。歌詞はとても56歳のオヤジが書くモノとは思えませんが、サビの坂崎と高見沢の二声コーラスがカッコイイです(ちなみに坂崎と高見沢の2声の場合、ちょっと高見沢ががなってるくらいのコーラスの方が個人的にはツボなんですよね~)8はシングルカットされたもののアコースティックVer。完全にCSN&Yの世界観を彷彿とさせる渋いアコースティックサウンドで、ちょっとした箸休めになりますね。ただこれもバンド演奏じゃないからそう聴こえるのか、それともミックスが悪いからそう聴こえるのか分りませんが、「Warlords」のコーラスの部分が高見沢の高音が強くぶっちゃけ邪魔だなくらいに聴こえますねェ。3声コーラスなのに高見沢の声が強すぎて2声コーラスっぽく感じるんですよね(6のサビもそうです)9はタイトルから想像できるようなビートルズっぽいのほほんとした曲ですが、個人的には受け付けませんでした。まずメロディが弱いですね。それと個人的には「普通に生きるって~」の部分の高見沢のコーラスが甘ったるくてダメでしたね。ライヴで聴けば印象も変わるかもしれませんが、う~ん。10、11はシングルカットでAlbum Mix表記されてますが、ラストにほんの数秒のギターソロを入れただけです。


全体像を見渡せばかなり秀逸な出来だと言えますが、やはり要所要所では首を傾げてしまうような曲があるのもまた事実ですね。色んな要素が積み込まれたロックアルバムであることは間違いないし、大袈裟に言えばフォロワーが居ないだけあって「アルフィーにしか作れないアルバム」であるという事も然りでしょう。また07年の高見沢ソロ以降、ソロのテーマはあくまでも「アルフィーに還元するため」と一貫した主張を貫いてきた高見沢ですが、確かにソロで得た要素も随所に現れていて、まんざら嘘ではなかったんだなァとも思ってみたり(特に歌詞に顕著ですね。その世界観が好きか嫌いかは別問題として)

「GLINT BEAT」はアルフィーの中では異質な作品だったため、あえて省けば「orb」以来11年ぶりにアルフィーらしい作品が完成したなという思いでいます。とりあえず初心者の方には入門編としておススメしても遜色のない出来ではないでしょうか。


これが、現時点での僕の評価です。



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THE ALFEE | コメント:2 | トラックバック:0
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この記事のコメント
σ(^^)も買いましたよ~♪
σ(^^)はLAST OF~とリバプールがお気に入りですo(^▽^)o
LAST OF~ってMasquerade Loveっぽくないですか?
最近はZipanguも気に入ってメロディーがAmerican Dreamにも似てるような気がしますo(^-^)o

某所だと「ONEの方が好きだった」とか賛否両論が起こってるみたいですが、どうやら「夢幻の果てに」が出た時も賛否両論が起こったらしく周りにはあんまり受け入れられなかったみたいですよ(*_*)
それって雷舞で実際に演奏されれば曲に対しての価値観が変わりますもんね(´∀`)
2010-03-11 Thu 20:30 | URL | 紅梨洲悌~娜 #-[ 内容変更] | top↑
>くりすてぃーなさん

お返事遅れてスイマセン!

僕も2と4が好きですね。まぁ確かにライヴで聴けば評価は変わる事ってよくあります。仙台までまだまだですね~(笑)
2010-03-17 Wed 06:22 | URL | ガブリエル #-[ 内容変更] | top↑
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