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JUDAS PRIEST/Painkiller
2010-10-30 Sat 09:56
JUDAS

1990年発表作品。

1. Painkiller
2. Hell Patrol
3. All Guns Blazing
4. Leather Rebel
5. Metal Meltdown
6. Night Crawler
7. Between The Hammer & The Anvil
8. A Touch Of Evil
9. Battle Hymn
10. One Shot At Glory



最近ジューダス熱がやばい!みたいな話を書いてたら10月25日はギタリストのグレン・ティプトンの誕生日、27日が同じくKKダウニングの誕生日だったんですねーあえて年齢は書きませんが、えぇ見事に還暦を超えてますねー(笑)

今日ご紹介するのは個人的にはジューダスの最高傑作であり、たかみーも「眠れない夜に聴くアルバム」としておススメしているペインキラーです。

80年代中盤からアメリカではスラッシュメタル勢の勢力が増し、この頃には一大勢力を築きあげていました。ジューダスといえば80年代中盤にアメリカでも成功を収め活動がワールドワイドしていく中で、いわゆる頂点から微妙に坂を転がり出してしまいます。そんなジューダスが台等を続けるスラッシュメタル勢と同じ土俵に立ち起死回生の一発として発表されたのがこの作品でした。

とにかくヘヴィでスラッシー!!!で、ありながらもジューダス特有の美意識がうまく組み込まれており暑苦しくないあたりがさすがですねロブの超人的なスクリーム、グレン&KKのギターもジューダス史上最もブルータル。そしてこの作品から新加入のドラマー、スコットのパワフルなドラミングとイアンのベースが作品全体をぎしっとタイトなものにしています。前半でたたみかけ、後半はじっくりと聴かせる構成になっているのでこの手のアルバムの中ではかなり聴きやすい作品だと思います。この作品には狂気、混沌、美意識の3つがそれぞれ最大公約数で共存しておりメタルゴッドの名に相応しい威厳に満ち溢れた1枚ではないでしょうかとにかくメタルに興味があるならば絶対に聴いてほしい!ストレスの溜まってる時なんかこの作品を大音量で聴いてるとスカッとしますよ








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King Crimson/In The Court Of The Crimson King
2010-04-10 Sat 16:03
crimson

1969年発表作品。

邦題:クリムゾンキングの宮殿

1. 21st Century Schizoid Man/21世紀の精神異常者
2. I Talk To The Wind/風に語りて
3. Epitaph/墓銘碑
4. Moonchild
5. The Court Of The Crimson King/クリムゾンキングの宮殿



リニューアル後は初となるプログレレビューですねェ

ということで、プログレ誕生の祖であるこの作品について語ってみようかなと思います。

まず、キングクリムゾンというと一般的には「ロバート・フリップが主導権を握るバンド」として捉えられがちですが、本作はイアン・マクドナルドが主導権を握って制作されているという点が面白いです。事実、フリップ卿のギターアルバムと捉える分には後の「太陽と戦慄」や「RED」に比べると遥かに弱く、1曲目を除いてフルートやメロトロンが全体を占める割合が多い分、この手の音楽を嗜まない方には「これがロック?」と思われるのが率直な感想かと思います。誤解を恐れずに言えば、アルバムのカバーが示すような「ぐわっ!!!」って感じの曲は1曲目だけなのです(個人的主観ですが)

その1曲目の「21世紀の精神異常者」。ヘヴィなリフはもちろんのこと、中間部のジャズの要素をふんだんに取り入れたパートはとにかく鳥肌モノです無機質に響きまくるギター、まるで深海を彷徨う鮫のようにうねりまくるベース、暴走するサックス、引き締まったドラム。あまりに暴力的でありながら、ここまで高い次元でハードロックとジャズを融合させたのは、これはもう奇跡としか形容出来ないブリティッッシュロックの金字塔的名曲。続く「風に語りて」は一点、フルートを基調とした牧歌的なバラード。この凄まじい落差が生み出すカタルシスは聴いた人間にしかわかりえない感動を運んできますそして3曲目の「墓銘碑」.... 限りなき美しさと限りなき絶望の同居...... 例えば静と動、緩と急という技術的な使い分けをする曲は数多とありますが、僕の知る限り「美しさと絶望」が同居する曲というのは未だかつて聴いたことがありませんね......。4曲目の「ムーンチャイルド」もまた悲哀に満ち満ちた曲で、中盤以降のうっすら蒼い色彩が目に浮かぶインプロヴィゼーションがまた得も知れぬ世界観を生み出しています。そして終曲となる「クリムゾンキングの宮殿」。壮大なスケールで迫るこの曲はアルバムラストにぴったりな曲ですね

正直、このアルバムを聴き終えて残るのは「虚無感」です。プログレの出発点と言えるアルバムだけあってして、例えば1曲目に代表されるようなロックの新次元の提示や高度な演奏技術に圧倒されたりするのですが、このアルバムを1舞聴き通すと残るのは虚無感なのです

それは単純に音が暗いから?なのかは分りませんが、いつしかこのアルバムの世界にぐいぐいと引き込まれて気がつけばブラックホールに吸い込まれていたような..... そんな感覚を覚えます。プログレはイメージ的に難解でとっつき辛いイメージを持たれがちですが、このアルバムを聴くのと聴かないのでは音楽人生あまりにもったいないですよ




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